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新日本出版から出ている2冊の本をご紹介します。2冊とも
黒人の子どもたちを主人公に、本を読む楽しさや図書館の
魅力を描いた絵本です。まず、

『ぼくが一番望むこと』
           文=マリー・ブラッドビー
           絵=クリス・K・スーンピート
           訳=斉藤 規
           1620円

アメリカ合衆国の教育家ブッカー・トラバ・ワシントン
(1856-1915)の少年時代を描いた絵本です。ブッカーは
父、兄と一緒に岩塩の精製所で朝早くから夜遅くまで
働いているのです。奴隷制度はなくなったものの、黒人の
生活は厳しく、貧しい。そんななかブッカー少年は文字を
学びたいという強い思いがあるのです。そんなある日...。
韓国出身のイラストレータークリス・K・スーンビートの絵は
リアルで、ブッカー少年の心の叫びを見事に表現しています。

『ママ、お話読んで』
          文=バシャンティ・ラハーマン
          絵=ローリ・M・エスリック
          訳=山本敏子
          1620円
ジョーゼフは木曜日、学校の図書館に寄るのがとても楽しみ。
司書のリカードさんはお話を読むのがとても上手。僕も
あんなふうに読めたらいいな、と想います。いつしか、ジョーゼフは
本を2冊借りるようになりました。自分で読めるやさしい本と、
だれかに読んでもらうむずかしい本と。ジョーゼフにはもう一人
本を読んでくれる人がいます。コインランドリーで会う学生の
ジョーベハリーさんです。でもジョーゼフはママに一番読んで
もらいたいのですが、ママはなかなか読んでくれません。
そしてある日、その理由が・・・。写実的であたたかい絵が
魅力的です。